波と手紙

小田桐 夕のブログ。塔短歌会に所属しています。         ゆふぐれはあなたのなかに沈みゆくとほき国だと気づいてしまふ

「塔」2016年2月号を読んでいて 

たまには自分が所属している結社誌を読んでいて気づいたことなど。メモですが。

塔2月号の「青蝉通信」に若山牧水比叡山に登って
山寺に滞在した時の話が載っている。
寺にこもった牧水が貧しい老人と一緒に酒を飲んだ話や
吉川氏が今年の正月に実際に比叡山に登ったときの
様子などがつづられている。

この話、実際に牧水の短歌でみたことがあるなぁと思って
若山牧水歌集』(伊藤一彦 編 岩波文庫)をひっぱり出してみた。
『くろ土』に収められていた「比叡山にて」という一連である。

だいぶ前に読んだ歌集のなかの歌の背景や、
当時、牧水が見ただろう風景について
吉川氏の目線をつうじて出会いなおすのもいいものだ。