冬の窓のひかり集めてひもときぬ借りて来し本のなかに花びら 真中朋久「雲頂」『雨裂』P53 静寂で美しい一首。借りてきた本を窓辺で開いた時に、目に入ってきた小さな花びら。 「ひかり集めて」で、あたたかな窓辺という場所がしっかり立ち上がります。 花び…
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