波と手紙

小田桐夕のブログ。好きな短歌について。

2022-11-10から1日間の記事一覧

一首評「泡」

死ぬほどというその死までそばにいて泡立草の泡のなかなる 小島なお「両手をあげて、夏へ」短歌研究2021年8月号 P32 先月、みかづきも読書会で取り上げた連作の中から。 泡立草、なかなか目立つ黄色で、路上で見ると強い色だな~と思います。泡立草は確かに…