ありきたりで終わっている歌と、そうでない歌の差について
最近、よく考える。
毎日、大量の情報にさらされ、番組やCM、音楽や映像、
あらゆる刺激を浴び続けて
ちょっとやそっとのことでは感覚が驚かなくなっているなかで
短歌なんていう小さな詩形に何を詠むことができるだろう。
自分の感覚が、テレビやネットなどのメディアによって
形成されていて、ほんとのところ
自分の感覚などなかなか持てるはずもないのが
実体かもしれない。
もちろん情報は必要だし、大切だけど
一度慣れきった感覚をときには疑い、
読みたい対象や自分の内面にどれだけ迫ることができるのか、
最近よく考える。
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