波と手紙

小田桐夕のブログ。好きな短歌について。

2018年を振り返ってみる

さて、今年の最後の記事です。かるく1年を振り返ってみます。

 

 2018年の短歌的イベント

 

● 中之島歌会への参加⇒選者の江戸さんがはじめた歌会です。思いのほか発言しやすい雰囲気です。話しやすい雰囲気って、目に見えるわけではないけど、行きやすいかどうか、に関わっていると思います。複数の結社の会員さんがいるし、ベテランから初心者まで幅広い集まりです。

 

● 旧月歌会への参加⇒思ったよりも参加する回数が減ってしまった・・・。(司会さん、ごめんなさい。)来年はもう少し行けるといいのですが。

 

● 塔の全国大会への参加⇒関西圏でもないエリアでの開催なのに、参加してきた。すごい人数で、いろんな会員さんがいた。結社誌の誌面でしか知らなかった関東方面の会員さんと会えたのが収穫。


2018年に考えたこと

 

今年は夏ごろにちょっと凹むことやら、腹の立つことやらあって、短歌についてちょっとやる気をなくしかけていました。

 

ただ、そんな気持ちのときだからこそ、「短歌を詠むって、私にとって、どういう意味があるんだろう」「いい短歌ってなんだろう?」という根本的な気持ちを掘り下げることができたのも事実です。

 

塔には優秀な先輩や選者の方がいるので、ちょこちょこ相談してみたり、質問したりして、自分の考えをあれこれ巡らせることができました。ありがとうございました。

 

「自分のなかの感覚を磨く」って難しい。表に出すのはもっと難しいかもしれない。

 

今後も、ひとりで考えることと、周りの人にちょっと頼ることのバランスを取りつつ、自分の考えを深めたいところです。

 

「波と手紙」のこと

 

さて、塔に掲載されている短歌の選とか評をブログにアップすることを、夏以降はちょっとお休みしていました。(思ったより長く休んでいたな・・・・)

 

お休みしている間にも、塔は読んでいました。いい歌があると、評を書いてみたくなる。実際、久しぶりにブログで評を書いてみたら、とっても楽しかった。

 

「よかった。書くのはやっぱり好きだな」と実感できたのもひとつ収穫だと思います。

 

いろいろ考えまして、2019年1月号から再開します。ただ、どうしても気分がのらないときはお休みしますね。

 

なので、ブログにきてくれても、月によっては塔の短歌の評が載っていないこともあり得ます。そんなときは、やる気がないか忙しいかのどちらかだと思っておいてくださいませ。


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いままでよりもう少し「短歌って苦しい、でもできたら続けたい」って思った1年でした。今年も「波と手紙」を読んでくださってありがとうございました。

 

2019年もちょっとずつ続けていくので、よろしくお願いいたします。