波と手紙

小田桐夕のブログ。好きな短歌について。

2020-01-17から1日間の記事一覧

一首評 「頬」

人の生に降る雨粒のかくまでに閑けく人の頬に走れる *生=よ 閑けく=しづけく 岡井隆 『宮殿』 P 157