波と手紙

小田桐 夕のブログ。塔短歌会に所属しています。         ゆふぐれはあなたのなかに沈みゆくとほき国だと気づいてしまふ

平日歌会に行ってみた。

久しぶりに「塔」の歌会の話など。

先日、塔事務所で行われている平日歌会に参加してみました。

木曜日の昼間にやっているので、なかなか参加できなかったのですが

今回は祝日とかぶっていたので、ためしに参加。

 

歌会が1時からなので15分くらい前に事務所内に入ると、すでに人でいっぱい。

今回は20首あるなかから、いいな、と思った歌を4首選んで

それぞれ選んだ歌を発表します。

その後、一首ずつにたいして

いいと思った人、思わなかった人それぞれに意見を言います。

 

人数が20人くらい、事務所内で話し合うので

同じく京都で開かれる旧月歌会よりもアットホームで

話しやすいかもしれない。

旧月歌会が敷居高い、っていう人は最初は

平日歌会のほうがいいかもしれないですね。(日程があえば)

 

今回、とてもいいなと思って選んだけど

良さを説明することがとても難しい歌がありました。

でもいいと思ったら素直に選んでおく、という姿勢でいいと思う。

 

歌会の最中に編集長の松村さんが言っていたことで印象的だったのが

「歌会で選歌するときに、後で意見を言うことを考えて

説明がつく歌を選ぶ人がたまにいるけど、

それは”いい歌”を選んでいるのではなくて

”説明しやすい歌”を選んでいるだけですからね」

という内容のせりふ。(確かこんな感じ)

 

つい説明できる歌を選んでしまう気持ちはわからないでもないのですが

それでは感覚を磨くことにならない、と思います。

「いい作品を見抜く眼を持っていることも実力のうちだ」と

昔、言われたことがあります。(短歌の世界ではないですが・・・)

 

自分で選んでおきながらうまく説明がつかないのは

歯がゆいのですが、歌会にせっかく出るのなら

自分の感覚がどれくらいのものかチェックしてみたいです。

 

   *

「塔」の中からいいな、と思った歌を選歌して

このブログで紹介していってすでに約1年たっています。

できるだけいろんなタイプの歌を取り上げるようにしています。

私は必ずしもいろんな歌会に多く出ているタイプでもないので

いいと思った部分を言語化していく練習として

やっておいてよかったと思っています。