波と手紙

小田桐 夕のブログ。塔短歌会に所属しています。         ゆふぐれはあなたのなかに沈みゆくとほき国だと気づいてしまふ

2015年のふりかえり

これが今年最後のエントリーになるので
ちょっと1年の締めくくりの感想など書いてみましょう。

今年の1月からこつこつとブログを書いてみて、
なるべく3日に1回くらいの割合でアップするようにしています。
コメントは全くつきませんが(←コメントは閉じてしまってもなんら問題ないな・・・)
ブログを見てちらっと反応をくださったり、
ツイッターでフォローしてくださったりした方もいるので、ありがたいことです。
取り上げている歌集の作者である歌人の方にも見ていただけているようで、
たまにお会いするときに言われて恐縮しました・・・。
これでもがんばって書いてます・・・。

 

■塔短歌会への詠草について

2015年は塔短歌会という大きな結社にはいって詠草を毎月10首送ってきました。
正直、採用された歌の数が少なかったときちょっと凹んだこともありますが、
「選」というシステムのなかで残る歌、残らない歌の差が
自分で自分の作品を見なおすきっかけになっていると思います。

最近は採っていただけた歌以上に、落とされた歌がどれか気になります。
自分の予想していた結果と比べるようにしていると
見る目を養うのに役立つ・・・・かもしれない。
選を通して自分のなかに歌のよしあしの基準を作っていく感じですかね。

結社に出す詠草をおろそかにしなかったのは大事だと思っています。
いいかげんに詠んだ歌を送ってしまうと、どれが良くてどれが落とされたのか
後で見直すときにあんまり自分にとって良くない気がするので。

■歌会や学習会について

で、出不精というかあんまり出かける気力のない私ですが
(イベントとか言ってもつまらなかったら
時間とかお金がもったいないだろう、とかケチな性格でして・・・)
歌会、読書会、勉強会など、興味がわいたときにときどき行ってみました。

歌会は今行っている場もいいのですが、
もうすこし別の歌会に行くのもいいかもしれないですね。
歌会によって雰囲気とか方式とかいろいろ違うらしいので。

こじんまりした読書会とか勉強会はけっこう行きやすいですね。
テーマ設定や取り上げる歌集に興味があればこれからも参加したいです。
テーブルとか囲んで話すのでまだ距離が近い感じがします。
この前に行った「『火光』をとことん読む会」では
最初に自己紹介を兼ねて好きな歌を1首紹介することが冒頭にありました。
自己紹介は簡単でもあるほうが話はしやすいと思います。

■短歌への評や評価について

塔の最後のページに、会員の方が2ヵ月前の詠草の評をしてくださる欄(選歌評欄)があります。
この1年の間にときどき取り上げていただくことがありました。
また、12月号の年間回顧座談会で私の名をあげていただけたことも驚くと同時に、嬉しかったです。
ありがとうございました。
いままで短歌を地味に続けてきて、大きな組織のなかで作品を評価していただく機会があるとか
思っていなかったので意外だし、ありがたい話です。

ただ、作品を発表して得た評価って、創作を続けていくときに通る通過点であって
「他人からの評価や称賛を得ること」を短歌を詠むときの目当てや続ける理由にしてしまうと
だんだんしんどくなるのもなんとなくわかります。
短歌を続けるとか続けないとかは本人が決めることですが
すぐに結果とか求めずにそれぞれ自分の内面とか力量とか磨くしかないと思う。

もちろん私がいつまで短歌を詠むかなんて自分でもわからない。
すぐに有名になりたいとか、やたら目立ちたいとかいうのは私の性分ではないし、
気長に続けつつ、力量は磨きたいのですよ。

自己の内面にあるものはその都度できるだけ出しながら
またいろんな作品(短歌には限らないです)を取り込みながら
詠んでいきたいなぁと思います。