今回も公募短歌館で2首採用していただきました。
秀逸 (伊藤一彦 選)
栞紐ぬきとるごとくなやみごと言ってしまえば空とは表紙
佳作 (秋葉四郎 選)
おもいでは頁のすみから零れおちだれかのために余白をあける
これはたしか「葉ね文庫」さんに行った後に詠んだものですね。
だから栞紐とか頁とか、本がらみの言葉が入っているのでしょう。
短歌を雑誌とか結社誌に送ってから採用を知るまでに2~3か月の時間があります。
「選」というふるいにかけられた状態で自分の歌にもう一度出会う感覚を
大事にしていきたいと思います。