二月の陽しろくあかるし樹皮のなか木はみずからを閉じ込めて立つ 吉川 宏志 「冠羽」 『海雨』 まだ寒い二月、とはいえ冬の終わりを 感じ始める時期でもあります。 すこしやわらいだ陽が射す二月、 樹木の立つさまを 「木はみずからを閉じ込めて」という把握…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。