波と手紙

小田桐夕のブログ。好きな短歌について。

2015-09-13から1日間の記事一覧

京大短歌21号 その二

「京大短歌21号」には面白い評論が載っている。「口語にとって韻律とはなにか―『短詩型文学論』を再読する―」という阿波野さんによる評論です。短歌には調べが大事、と言われているいわば定番の内容に対して「本当にそうだろうか」と疑問を出し、『短詩型文…